放送大学附属図書館所蔵コレクション展
刻む・写す・摺る・刷る
―文字の歴史と印刷文化―

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4.「パピルスに書かれた象形文字」 [写]

エジプト 新王朝時代 紀元前1200〜紀元200年頃
Example of Hieroglyphic writing on papyrus.
Egypt: New dynasty, ca.1200 B.C.〜200 A.D.

「エジプト死者の書」の断片で、来世のための呪文が書かれています。

象形文字

5.「亜麻布に書かれた神官文字」 [写]

エジプト メンフィスまたはファユーム
紀元前4世紀〜2世紀頃
Example of Hieratic writing on linen.
Memphis or Fayoum: ca. 400〜200 B.C.

亜麻布に書かれた神官文字の例。神官文字は、象形文字を簡略化したもので、神官等が記録を取るのに用いました。この布片は、「エジプト死者の書」からの文言が含まれています。

神官文字

6.「羊皮紙に書かれたシトー修道会の筆写体」 [写]

フランス ブルゴーニュ シトー修道院 1150年頃
Example of a fine Cistercian Romanesque writing on vellum from a patristic text.
Bourgogne: Cistercian Monastery, ca.1150.

1098年のシトー修道会設立からわずか半世紀後に、リヨンのフロルスによって書かれた中世教父写本「ブルゴーニュのシトー修道会の本山におけるパウロの書簡の解説」の一部であり、シトー修道会のロマネスク体文字で羊皮紙に書かれたラテン語文書です。現在、シトー修道会の写本は、羊皮紙の品質や注意深く書かれた文字、各ページのレイアウトなど絵画的な美しさが高く評価され、貴重な資料となっています。

筆写体