リブナビプラス
4/46

2学術情報収集の基礎知識学術情報収集の基礎知識附属図書館では学習や研究を進める際に必要なさまざまな学術情報を利用できるようにしています。図1に利用できる学術情報の全体図を示しました。本学学生の皆さんが研究テーマに関係する先行研究を探す時は、図書(単行書など)だけでなく雑誌(ジャーナル)を利用することも多くなるでしょう。それぞれの性格の違いを表1にまとめます。なお、このガイドでは「図書」、「雑誌」は学術的な目的で刊行される専門書や学術雑誌を指すものとします。学術情報の種類一般的には、速報性に優れる雑誌は最新の研究成果を個別的に知るのに適しているのに対し、図書はあるテーマに関して評価の定まった研究成果をまとめて知るのに適しています。また、これらをデジタル(電子)化してインターネット上で流通するようにしたのが電子ブックや電子ジャーナルです。研究成果の主要な発表方法がどちらの形態かは研究分野等によっても異なり、主に図書を中心に発表される分野もあれば、雑誌に発表される最新成果が重要な分野もあります。学術情報の種類により探し方が異なりますので、参考文献の記載方法などを見て、それが図書/電子ブックか雑誌/電子ジャーナルか判断できるようになるとよいでしょう。先行研究の文献を調査するには、文献データベースを利用したり、ある文献の参考文献から遡って探したりします。文献データベースは、論文のタイトル、著者、抄録などの情報を集めたもので、複数の分野をカバーする汎用のものから個別の分野に特化したものまでさまざまです。このガイドで代表的なものをご紹介します。図1 附属図書館の提供する様々な学術情報発行形態多くの場合、単独で発行される(シリーズ(全集)も有り)タイトルは一冊ごとに異なることが多い一冊を通して体系的にまとまった内容とするものが多い内容によって分類し、番号(請求番号)をつけている継続的に終期を決めずに刊行される。すべて同じタイトルで、続き番号(巻号)を伴って発行される。著者が異なる複数の論文・記事を収録。速報的、最新の成果内容での分類はしない。一定期間が過ぎると複数の巻号をまとめて製本し、番号をつける図書館での扱い方内容表1 図書と雑誌【紙の学術情報資源】所蔵資料所蔵資料図書(単行書)雑誌(ジャーナル)その他(視聴覚資料・白書・統計など)購入・購読が必要な学術情報資源放送大学購入・購読分電子ブック電子ジャーナルその他オープンアクセスの学術情報資源【インターネット上の学術情報資源】大学図書館間相互賃借などの手段放送大学学生図書雑誌電子ブック電子ジャーナルその他表2 参考文献の記述例参考文献(図書の例)参考文献(雑誌の例)Neisser, U.(1967).Cognitive psychology.(著者)(出版年)(タイトル)New York: Appleton-Century-Crofts.(出版社)Neisser, U.(1974).Cognitive Psychology.Science,(著者)(出版年)(論文タイトル)183, 402-403.(巻号、掲載ページ)(雑誌タイトル)放送大学他大学等利用

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です