18. 二ーレンベルク・イ・オッティン 『イグナティウス・デ・ロヨラ伝』 1649年

ロヨラ伝 NIEREMBERG Y OTTIN, Juan Eusebio.    Honor del Gran Patriarca San Ignacio de Loyola. En Madrid, por Maria de Quinones, 1649.    Folio.    Pagès 270; Cordier BJ 334; Laures 438; Palau 191023.

 初刊は1645年.イエズス会の創立者イグナティウス・デ・ロヨラの他、ザヴィエルなどイエズス会士百七十人の伝記を収めています。大部分が小伝ですが、モルッカ諸島での布教活動の詳細など、他の史料にはない記述を豊富に含んだザヴィエル伝、あるいはまた1637年、長崎で斬首に処せられたマルチェルロ・マストリリの伝記は特に充実したもの。

 この『ロヨラ伝』は本来・イエズス会士の伝記集 Varones Ilustres de la Compania de Jesus全四巻の第三冊。これには二一レンベルク以後もアロンソ・デ・アンドラデやガッサー二による続編があり、1736年までに五巻が刊行されています。


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