放送大学附属図書館が所蔵するコレクションの中から、明治時代に誕生した木版多色刷絵本のちりめん本と幕末・明治に撮影された古写真を、高知県立文学館(高知県高知市)で展示します。
和紙に色鮮やかな挿絵入りで刷られた日本昔噺や季節の挿絵が入った暦(カレンダー)に、独特のちりめん加工を施して、縮緬布のようなしわと手触りを持たせたちりめん本と、日本に最初に本格的写真技術をもたらしたF. ベアトが撮影した、幕末の東海道などの古写真や、明治期の邦人写真師たちの古写真は、外国人がお土産として持ち帰るなどして、当時の日本の生活と文化を欧米に知らしめる役割を果たしました。
昔懐かしい日本の原風景と、ちりめん本の挿絵に刻まれた色とりどりの季節感をお楽しみください。
多数の皆様のご来場をお待ちしています。
日時 |
2009年11月19日(水)~11月22日(日) 午前9時~午後5時 |
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(22日は午後4時まで) |
場所 |
高知県立文学館 |
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高知県高知市丸ノ内1-1-20 |
※ 入場無料 |

コレクションの詳しい情報はこちら <ちりめん本について> <古写真について> |