反物を選んでいるのは母と娘だろう。大和屋の暖簾が掛かる店先であ る。丁稚は大福帳をチェックし、主人はすぐにも値を言えるように算盤を手に待機してい る。スタジオでの撮影なのだが心憎い演出である。横浜ファサ―リ商会の明治30年頃のアルバムの写真。着色 / 21×28cm
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