日本残像 -長崎-

稲佐海岸

稲佐海岸

港湾を挟んで対岸に長崎市街が見える。風光明媚な場所として知られ、幕末と明治初年に、ベアト、上野彦馬、内田九一がそれぞれこの場所で撮影した写真が残されている。その頃にはこの画面とは違い洋館はなく、船の背後に家が一軒あるだけだった。現在稲佐湾は埋め立てられ、丸尾公園となっている。この写真は明治中期の撮影。着色 / 21×28cm

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