店の奥に座る番頭が手にする大福帳にある青山商店と言うのが、この下駄屋の屋号なのだろう。緒の通されてない白木の下駄が店先に埋高く積まれ、鼻緒が梁 から釣られている。下駄と言う履物が日本人の生活から消えたのは第二次世界大戦の後である。明治中期の撮影。着色 / 21×28cm
このページの古写真画像の無断使用・複製・配布を禁じます。