この武士はどう見てもお目見え、直参旗本以上の身分である。九曜紋入りの蒔絵の駕籠も見事なこしらえである。家来、従者のかしづき方もピタリと決まっている。どうやらこれは本物らしい。ベアト、スティルフリードいづれの撮影か判断に迷う。着色 / 21×28cm
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